
40代になって、なんとなく「このままでいいのかな」と思い始めた。
でも、ここを辞めたら次はどうするんだろう、という不安もある。

私が退職を意識したのも、定年まであと20年と気づいた40歳のときでした。
大きな出来事ではなく、小さな違和感の積み重ねだったんです。
40歳になって「定年まであと20年」と気づいたとき、それまで深く考えたことのなかった働き方や人生を、初めて自分ごととして見つめ直しました。退職を意識し始めたのは、その小さな違和感からでした。
- 40歳という節目で「このままでいいのか」と感じた理由
- 希望した外来異動でも消えなかった違和感の正体
- 「週末を待つ生活」に気づいたとき、何を思ったか
- 「長く働く」より「どう生きるか」に考え方が変わったきっかけ
小さな違和感が、人生を動かすきっかけになることがあります。40歳になったとき、ふと考えました。このまま60歳まで、ここで働き続けるの? それまで深く考えたことのなかった働き方や人生を、初めて自分ごととして見つめ直すようになりました。
この記事では、退職を決意する前の、考え始めたきっかけと気持ちの変化を書いています。
40歳という節目で立ち止まった
40歳を過ぎた頃。定年まであと20年という現実が、急にリアルに感じられるようになりました。
あと20年。退職金というニンジンをぶら下げて走り続けるには、あまりにも遠い。走り切れる自信が、ありませんでした。
- このままここで働き続けるのか
- ここでやりたいことは何か
- どんな看護師になりたいのか
今までは目の前の仕事をこなすことで精一杯で、立ち止まって考えたことはありませんでした。でもこのタイミングが、自分の人生を見直すきっかけになりました。
希望して異動した外来勤務、それでも感じた違和感
私は病棟勤務を経て、希望して外来勤務に異動しました。交替勤務がなくなり、生活リズムは整いました。それなのに、平日5日間が、とても長く感じるようになったのです。
平日5日勤務なんて当たり前。周りからは、当然のことに見えると思います。それでも、自分の中では確実に違和感がありました。
外来ならではの緊張感
外来勤務は、体力的に楽になる部分もありますが、別の大変さがありました。
- 診断時のシビアな場面での同席
- 検査説明
- 採血や検査準備
- 救急外来での救急患者対応
常に緊張感があります。医師との関わりも多く、言い方やタイミング、お願いの仕方など、細かい部分に神経を使う毎日でした。
「週末を待つ生活」に違和感
気づけば、日曜の夜からすでに憂うつになっていました。
月曜を乗り切って、火曜、水曜と数えて、金曜を待つ。週末を目標に働く生活が、当たり前になっていたんです。
「これって、私がやりたい人生?」
ふと立ち止まって考えました。これって、私がやりたい人生なのかな?
嫌な思いをすることの対価として、給料をもらう。そんな感覚になっていました。でも、働き方って、選べるんじゃない? と思い始めました。
「早く仕事辞めたい」と言ってしまった日
疲れていた日、私は何度か口にしていました。早く仕事辞めたい。そのときは、ただの本音でした。でも、あとから気づいたことがあります。
私は子どもたちに、将来なりたい職業はある? ちゃんと考えた方がいいよ、と少し偉そうに言っていました。それなのに、自分は辞めたいと言いながら働いている。矛盾しているなと思ったんです。
もし自分が子どもの立場だったら、仕事ってつらいものなんだな、と感じてしまうかもしれない。ハッとしました。子どもがいるからこそ、働く姿は見られていると感じるようになりました。
同じように感じている方がいたら、こちらに詳しくまとめています。

「自由な生き方」への憧れ
世の中にFIREという言葉が広がってきたことも、影響を受けた一つです。会社に縛られない生き方。生活費のために働く必要がない状態。そんな自由な生き方に、どこか憧れを感じていました。
「長く働く」より「どう生きるか」
これまでの私は、病院で定年まで働くことが当たり前だと思っていました。でも、人生が長いなら、選択肢は一つじゃなくていい。考え方が、少しずつ変わっていきました。
お金より「時間」を選びたい
高級車、ブランドバッグ、綺麗な服。そういったものを手に入れるために働くよりも、その分、働かなくていい時間を増やしたい。お金のために時間を削るのではなく、時間を大切にする生き方をしたいと思うようになりました。
時間とお金の考え方は、こちらに詳しくまとめています。

人生観が変わった1冊
この考えに影響を与えたのが、『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』(ビル・パーキンス著)でした。人生で一番大切なのは経験。この考えに触れて、もっと自由に生きてもいいんじゃない? と思えるようになりました。
まとめ
- 40歳という節目で、定年まであと20年という現実に立ち止まった
- 希望した外来勤務でも、違和感は消えなかった。週末を待つだけの生活に気づいた
- 子どもに、働く姿を見られていると感じた
- お金より時間を大切にする生き方を選びたくなった
振り返ると、「このままでいいのか」という小さな違和感が、すべての始まりでした。大きな出来事ではなく、小さな違和感の積み重ねが、人生を動かすきっかけになりました。


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