
職場に、人を見下したり、否定してくる人がいて、しんどい。
気にしないようにしても、やっぱり傷ついてしまう。

私も、腹が立っていました。でも、同じ土俵に乗らないと決めたら、
ふっと楽になったんです。仕返しもせず、ただ静かに離れる。それでいい。
職場に、平気で人を否定してくる人はいます。最初は、腹が立ちました。でも「この人にどう思われようと、私には関係ない」と思えたとき、乗り越えられました。同じ土俵に乗らない。仕返しもしない。ただ、静かに離れる。それだけで、心は守れます。
- マウントや否定に、腹が立たなくなった考え方
- 「同じ土俵に乗らない」という守り方
- 「みんなと仲良く」しなくていい、という気づき
- 自分の感覚を、信じるということ
職場の人間関係に、消耗している方に、読んでもらえたらうれしいです。
なんで、そんなことを言われる必要があるの?
職場には、平気で人を否定してくる人が、いました。
そんなに怒られるようなことでもないのに、人格まで否定してくる。罵るように言ってくる。最初は、心底、腹が立っていました。
なんで、そんなことを言われる必要があるの? わたしが、何をしたっていうの?
そう思って、もやもやする日が続きました。言い返せない自分にも、腹が立つ。家に帰っても、その人の言葉が、頭から離れない。
この人にどう思われようと、私には関係ない
でも、あるとき、ふと思ったんです。
この人に、どう思われようと、私には関係ない。
そう思い始めたら、なんだか、乗り越えられました。不思議なくらい、すっと軽くなったんです。
その人がわたしを否定してくるのは、たぶん、自分が優位に立ちたいから。「あなたの上にいる」と思うことで、安心したいから。そう考えると、その言葉は、わたしの価値とは、何の関係もないことに気づきました。
同じ土俵に乗らない
そこから、わたしが決めたことがあります。
同じ土俵に、乗らない。
優位に立ちたい人は、優位に立てるまで、挑んできます。こちらが言い返せば、それは「土俵に乗った」ということ。相手の勝負に、付き合ってしまうことになります。
だから、乗らない。心の中で「そう思いたいなら、思えばいい。私は思っていないけどね」と思って、おしまいにする。わざわざ、否定し返しません。そこからは、何も生まれないと知っているからです。
仕事は、そんな次元のものじゃない
そもそも、仕事は、優位とか劣位とか、そんな次元のものではないと思うんです。
職場で問われているのは、自分の人間としての価値ではありません。どうやって、効率よく、安全に仕事を回すか。ただ、それだけのはずです。
だから、人を見下したり、マウントを取ったりすることは、本来、仕事とは関係がない。
むしろ、こう思うようになりました。自分の価値が揺らいでいる人、自分に自信がない人ほど、誰かにマウントを取ることで、安心しようとするのかもしれない、と。すると、その人のことが、少しだけ気の毒にも見えてきます。
「ああ、この人嫌だな」という感覚を、大事にする
人の言葉に振り回されていると、自分がどう感じているのか、だんだんわからなくなります。
だからこそ、自分の感覚を、研ぎ澄ませていきたいんです。
「ああ、この人、嫌だな」。そう感じること、あると思います。その感覚を、打ち消さないでください。「こんなこと思っちゃいけない」と蓋をせず、ちゃんと拾ってあげる。
自分の直感は、案外、正しいものです。「なんか、ここは合わない」という感覚は、あなたを守るための、大切なセンサーなんだと思います。
「みんなと仲良く」しなくていい
わたしは子供たちに、ずっと「みんなと仲良くしようね」と言い聞かせてきました。
でも、この年になって、ようやくわかったんです。みんなと仲良くすることなんて、できない。そして、その必要もない。
かといって、わざわざ喧嘩する必要もありません。仲良くも、仲悪くも、しなくていい。
ただ、自分に合わない人に、無理に合わせても、消耗するだけ。それだけのことに、この年でやっと気づきました。子供にはあんなふうに教えてきたのに、自分が、いちばんわかっていなかったのかもしれません。
ただ、合わなかっただけ。静かに離れる
否定されたり、罵られたりしても、わたしは、仕返しをしたいとは思いません。
言い負かしたいわけでも、勝ちたいわけでもない。ただ、その場所から、静かに離れるだけです。
あの人が悪い、と責めたいわけでもありません。ただ、わたしとは、合わなかった。それだけのことだと思っています。
合わない人と、無理に同じ場所で頑張り続ける必要は、ありません。距離を取る。関わり方を変える。時には、その場所から離れる。それは、逃げではなく、自分を守るための、まっとうな選択です。
自分の心を守る働き方については、こちらにも書いています。

わかってくれる人が、数人いれば
みんなと仲良くしなくていい。合わない人からは、離れていい。そう言ってきましたが、ひとつだけ、付け加えたいことがあります。
自分のことをわかってくれる人が、数人いるだけで、人は救われます。
たくさんの人に好かれる必要はありません。大勢と、うまくやる必要もない。ほんの数人でいい。「この人には、わかってもらえる」。そう思える人がいるだけで、しんどい場所でも、なんとかやっていけます。
だから、無理な人間関係を手放すことは、大切な数人との時間を、守ることでもあるんです。
まとめ
- 否定されて腹が立っても、「この人にどう思われようと関係ない」と思えたら乗り越えられた
- 同じ土俵に乗らない。仕返しもしない。マウントする人は、自信がないのかもしれない
- 「みんなと仲良く」しなくていい。かといって喧嘩もしない。合わない人に無理に合わせない
- 「ああ、この人嫌だな」という自分の感覚を、信じていい。わかってくれる人が数人いれば、それで十分
自分に合わない人に、無理に合わせて、消耗しないでください。
ただ、静かに離れる。それだけで、心はずいぶん、守られます。
今の職場から少し距離を置いて考えたいときは、求人を見てみるのも一つの方法です。

※本記事は2026年7月時点の、私個人の体験と考えをまとめたものです。つらい状況が続く場合は、ひとりで抱えず、信頼できる人や専門の窓口にご相談ください。


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