強度近視の40代看護師がICLを選んだ理由|実質負担と「もとが取れる」計算

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悩める看護師
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強度近視で、コンタクトもメガネも煩わしい。
でもICLって高いし、本当に元が取れるのかな?

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長年強度近視で悩んできた私が、40代でICLを受けました。
医療費控除で戻ってきた金額まで含めて、実質負担と「もとが取れる」計算を書いてみます。

視力は左右0.02、コンタクトの度数は-9.50。長年、看護師として夜勤もこなしてきた私が、ICL(眼内コンタクトレンズ)手術を受けました。手術費は75万円。医療費控除を含めた実質負担と、コンタクト・メガネ生活との比較で「もとが取れる」計算をしてみます。

この記事は、ICLを勧めるためのものではありません。手術には適応の有無や個人差があるので、検討される際は必ず眼科専門医にご相談ください。それでも、強度近視で悩んでいる方が「こんな選択肢もあるんだ」と知るきっかけになれば嬉しいです。

今回の記事でわかること
  • 強度近視の40代看護師がICLを選んだ理由
  • 視力矯正の遍歴(ハード・ソフト・メガネ)の不便さ
  • ICLのメリット・デメリット
  • 医療費控除を含めた実質負担と、コンタクト・メガネ代との比較

強度近視で視力矯正に悩んでいる方の、判断材料のひとつになれば嬉しいです。

視力に諦めていた40代看護師

私の視力は、左右0.02。

コンタクトの度数は、-9.50。世間では「強度近視」と呼ばれる部類です。

メガネを外したら、目の前にいる人の顔もぼんやりとしか見えない。朝起きてすぐ手探りでメガネを探すのが、当たり前の毎日でした。

長年、看護師として働いていましたが、視力のことはずっと「自分にはどうにもできないこと」と諦めていました。

視力矯正の遍歴|ハード→ソフト→メガネ

最初はハードコンタクトを使っていました。

途中でソフトコンタクトも試しましたが、看護師の長時間勤務だと、目がパサパサに乾いて辛い日が増えていきました。

そして、強度近視の人にしかわからないことがあります。

コンタクトだけでは、生活できないんです。

寝る前、朝起きてすぐ、休日のリラックスタイム、体調が悪い日。コンタクトを入れていない時間は、必ずメガネが必要でした。

そのメガネも、度数が強いと特別なレンズが必要になります。フレームは普通でも、レンズだけで結構な金額。それでもレンズが分厚くなって、屈折で目が小さく見えてしまう。

「節約のためにメガネ生活にしては?」と言われたこともあります。確かにラクそうだなと思ったこともあった。

でも結局、メガネも高額でカッコ悪い。節約になったかどうかも、いまでもよくわかりません。

少なくとも、おしゃれではなかった。それは間違いないです。

メガネの視力矯正もイマイチだった

看護師として働く中で、メガネの視力矯正には不便も感じていました。

針先は見える。でも、遠くは見えにくい。

ナースステーションのモニターの数値が、メガネ越しだと読みにくい。電子カルテの細かい数値も、目を凝らさないとはっきりしない。

「見えづらい」って、思っているより仕事に響くんです。

24歳でレーシック失敗、それから16年

実は私、24歳のときにレーシック手術を受けています。

当時、視力を取り戻したくて挑戦しました。でも、結果は思うようにいきませんでした。

「角膜が薄い」と言われた記憶があります。視力はそれほど改善せず、結局またコンタクトとメガネに戻りました。

それから16年、視力に関しては「もう諦めるしかない」と思っていました。

手術への恐怖もありました。一度失敗している分、もう一度やり直すなんて選択肢は、長く頭の中になかったんです。

ICLという選択肢を知った

転機は、いろいろ調べていてICL(眼内コンタクトレンズ)という方法を知ったことでした。

レーシックのように角膜を削る手術ではなく、目の中にレンズを入れる方法。

「もう一度、視力に挑戦してもいいかもしれない」

レーシック失敗のトラウマがありながらも、眼鏡から解放された人生をもう一度送りたい気持ちが勝って、眼科を受診することにしました。

手術前の準備と検査

眼科で、ICLが自分に適応可能かを詳しく検査してもらいました。

角膜の厚み、目の中のスペース、視力の強度。何度も検査を受けて、先生や看護師さんと相談しながら、自分の生活に合った視力の強度を決めていきました。

「日常を快適に過ごせる視力」を選んだ感じです。

手術当日と術後の見え方

手術当日、緊張しなかったといえば嘘になります。一度失敗している経験があったので、なおさら。

ただ、実際の手術はあっという間でした。

手術直後、目の前はぼやぼやしているけれど、何かが「少し見えている」感覚がありました。時計の針が、ぼんやりと見える。

翌日、視力と眼圧の検査のために高速道路を移動しました。

そのとき、遠くの景色がすっきり見えたんです。

「あ、私、本当に見えるようになったんだ」

晴れやかな気持ちでした。

看護師として実感したICLのメリット

ICLを受けてから、看護師としての働き方が変わりました。

  • 夜勤の仮眠から起きたとき、すぐ動ける
  • 朝起きてすぐ、目の前がはっきり見える
  • 長時間のコンタクト装着がなくなり、目が乾かない
  • 点滴や採血の針先が、ちゃんと見える
  • モニターの数値・電子カルテの細かい文字がしっかり読める
  • 夜勤に持っていくコンタクト液・メガネケースが減った
  • 災害時にもメガネを探さなくていい安心感

以前は、メガネを手で探し、装着してから、ようやく行動開始。それが、目を開けた瞬間から動ける。

これは、夜勤がある看護師にしかわからない快適さだと思います。

事前に知っておきたいデメリット

良いことばかりではありません。デメリットもちゃんと書きます。

①手術費が高い

私の場合、乱視あり・フェイキックIOLレンズで、術前検査込みで約75万円でした。

気軽に出せる金額ではありません。

②定期的な眼科受診が必要

ICLは目の中にレンズを入れるので、定期検査でレンズの位置や眼圧をチェックし続ける必要があります。

③将来、白内障手術を受けるならICLを取り出す必要がある

40代以降、いずれは白内障手術を受ける可能性があります。そのときはICLを一度取り出すことになります。

④老眼の進行は止められない

ICLは近視を矯正するもので、老眼の進行を止めるものではありません。

⑤術後しばらくは目が乾きやすい

私の場合、術後数か月は目薬が手放せませんでした。簿記3級の勉強と重なっていた時期で、近くの細かい字に焦点が合いにくく、20時半には目を休めたくなる日が続きました。

今は遠くも近くも見えるようになり、調整機能も落ち着いています。

コンタクト・メガネ生活とさよならして、実質約8年で元が取れた

ここからが、お金の話です。

ICLの75万円は確かに高額です。でも、コンタクトとメガネを続けていた場合の費用と比べてみたら、見え方が変わりました。

コンタクト+メガネ生活の年間費用

項目 月額 年額
ワンデー乱視用(両眼)月6,000円 × 12ヶ月 6,000円 72,000円
メガネ(眼鏡市場・約30,000円を5年に1回) 6,000円
合計 約78,000円

私はワンデー乱視用を使っていて、両眼で1ヶ月あたり約6,000円。メガネは眼鏡市場で、フレーム+レンズで毎回約30,000円かかっていました。

これを20年続けたら、約156万円です。

比較してみると

  • コンタクト+メガネ 20年:約156万円
  • ICL手術費:75万円
  • 差額:約81万円

手術費だけで比べても、ICLの方が約81万円おトクだった計算になります。

年間の費用で割ると、約10年で元が取れる計算です。

ICLは医療費控除の対象で、確定申告も済ませました。還付金が実際に振り込まれたら、実質負担額と「もとが取れる」年数はもう少し早まる予定です。振込を確認できたら、この記事に追記します。

しかも、見え方は段違い。「コンタクトの乾燥」「メガネで目が小さく見える」「夜勤のたびにコンタクト液を持ち歩く」といったストレスもなくなりました。

ICLが気になったら、まずは「適応検査」から

ICLは、誰でも受けられる手術ではありません。

私もまず適応検査を受けて、自分の目が手術に向いているかを確認するところから始めました。

適応検査は、多くのクリニックで無料〜数千円で受けられます。「自分にできるかどうか」だけでも知っておくと、判断材料がぐっと増えますよ。

私自身は1院で決めてしまいましたが、振り返ると、もう少し比較してから決めてもよかったかなと思っています。

もしこれから探すなら、複数のクリニックで適応検査を受けてから比較するのが安心だと思います。

適応検査が受けられるクリニック(参考)

クリニック 特徴
アイクリニック東京 ICL専門の医療法人
先進会眼科 土日祝も診療OK・全国展開
湘南美容クリニック(新宿近視クリニック) 全国展開の大手

私はクリニック選びの専門家ではありません。最終的には、複数の情報をご自身で比べて判断してくださいね。

結果:「見える」は安心だった

ICLを受けてよかったか、と聞かれたら、私は「よかった」と答えます。

仕事だけでなく、生活面でも、メガネが手放せたことで動線がぐっとスムーズになりました。出勤までの準備、疲れて休みたいとき、すぐに横になれる。

仕事では、針先がしっかり見えて、安心して働ける。遠くのモニターの数値も、電子カルテの細かい採血データも、見える。

夜間の仮眠から起きてもすぐ行動できる。これが、何よりのメリットだったと感じています。

ICLは安い手術ではありません。でも、私の場合は「見える」という安心感と、コンタクト・メガネ代の節約を考えると、選んでよかった選択でした。

強度近視で長年悩んできた方には、選択肢のひとつとして知っておいてほしいなと思っています。

まとめ

  • 強度近視(左右0.02・度数-9.50)で長年悩み、24歳のレーシック失敗から16年、視力を諦めていた
  • ICLを知って、もう一度挑戦した結果、看護師としての働き方も生活も変わった
  • 手術費は75万円。コンタクト+メガネ生活20年分と比べても、約10年で元が取れる計算(医療費控除の還付金が届けば、もう少し早まる予定)
  • 何より「見える」ことが安心だった

ICLは、誰にとっても正解の選択肢とは限りません。

でも、強度近視で「もう諦めるしかない」と思っている方に、知っておいてほしい選択肢のひとつです。


※ 本記事は2026年7月時点の私個人の体験と感じ方を書いたものです。手術の適応・費用・術後の経過には個人差があります。ICL手術を検討する際は、必ず眼科専門医にご相談ください。医療費控除の制度は変更されることがあるため、最新情報は国税庁の公式サイトをご確認ください。

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