退職後に企業型DCをiDeCoへ移換した話|WEB申込みから書留が届くまでの記録

お金・家計

4月19日、SBI証券から書留が届きました。

封筒を開けると、iDeCo口座のログインIDとパスワードが書かれた通知書。退職翌日の4月1日にWEBで移換申込みをしてから、ちょうど18日後のことでした。

「箱はできた。あとは、資産が入金されるのを待つだけ。」

今日はそのプロセスを記録しておこうと思います。退職後に企業型DCをiDeCoへ移換しようとしている方の参考になれば。


退職後の企業型DC、どうなるの?

会社員時代、企業型確定拠出年金(企業型DC)に加入していました。毎月の給与から天引きされ、選んだファンドで運用されていたお金です。

退職すると、この企業型DCは自分で手続きをしないといけない状態になります。

選択肢は主に3つです。

  • iDeCoへ移換する
  • 新しい会社の企業型DCへ移換する(転職先がある場合)
  • 何もしないと「自動移換」になる

「自動移換」というのは、退職後6ヶ月以内に手続きをしなかった場合に、国民年金基金連合会を通じて日本レコード・キーピング・ネットワーク(NRK)という機関に資産が移される仕組みです。

自動移換になると、運用はされず現金で保管されます。しかも、月額52円(税込)の管理手数料が引き続き差し引かれます。何もしないままにしておくのは、あまり得策ではありません。

私の場合、2026年3月31日に退職し、翌4月1日にそのままWEBで申込みを済ませました。


WEB申込みの流れ

SBI証券のiDeCo口座開設は、WEBで完結します。書類の郵送が不要で、本人確認書類もスマートフォンで撮影してアップロードするだけです。

申込みの大きな流れはこうでした。

① 加入資格の確認

まず「移す年金資産があるか」を選択します。企業型DCからiDeCoへ移換する場合は「移す年金資産がある」→「企業型確定拠出年金」を選びます。

職業の選択もここで行います。退職して専業主婦(主夫)や自営業になった場合は、現在の状況に合わせて選んでください。

申込み方法は「WEB申込み」を選択しました。書類郵送が不要なのは助かります。

② 本人確認書類のアップロード

マイナンバーカード・運転免許証・健康保険証資格確認書のいずれかをアップロードします。私はマイナンバーカードを使いました。

③ 個別管理資産移換依頼の入力

ここが少しわかりにくいポイントです。

移換元の記録関連運営管理機関として「日本レコード・キーピング・ネットワーク(NRK)」を選択しました。企業型DCを扱っていた機関が別であっても、退職後にどこで記録管理されているかを確認しておく必要があります。

また「資格喪失日」の入力が必要です。退職日の翌日が資格喪失日になります。私の退職日は3月31日なので、資格喪失日は2026年4月1日でした。

④ 掛金と配分の設定

iDeCoで毎月いくら積み立てるかを設定します。

私は月5,000円にしました。

理由は、新NISAをメインの投資口座として位置づけているからです。iDeCoは60歳まで原則引き出せません。その資金拘束を考えると、iDeCoに大きく資金を入れるより、いつでも換金できるNISAを優先したいと考えています。

税控除のメリットはあります。でも、自分の資産全体の使い勝手を考えたとき、NISAとiDeCoをどちらか一方に偏らせるより、役割を分けて管理する方が自分には合っていると判断しました。

ファンドはeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を100% に設定しました。NISAと同じ方針です。

⑤ 入力内容の確認・申込み完了

内容を確認して「この内容で申込む」を押すと、手続き完了です。


申込みから書留まで18日

退職翌日の4月1日に申込みを完了し、4月19日に書留が届きました。

封筒の中には、iDeCo口座のID・パスワードが記載された通知書が入っていました。これでSBI証券のiDeCoにログインできます。

ただし、企業型DCからiDeCoへの資産移換(実際のお金が移動するまで)は、3週間〜3ヶ月かかるとのこと。今日ログインして確認しても、まだ移換は完了していませんでした。

口座という「箱」はできた。あとは、お金が入ってくるのを待つだけです。


退職後に動いてよかったと思う理由

企業型DCは「会社にいる間は自動で積み立てられる仕組み」でしたが、退職した途端に「自分で管理するもの」に変わります。

放置すればNRKに自動移換され、運用はされず手数料だけ取られ続ける。それよりは、自分で選んだ証券会社・自分で選んだファンドで管理したほうがいい。

手続き自体は、思っていたより難しくありませんでした。WEBで完結、本人確認書類はスマホで撮影、30分もあれば申込みは終わります。

退職後に「企業型DCをどうすればいいんだろう」と思っている方は、ぜひ早めに動いてみてください。


移換完了後の運用状況は、また記事にする予定です。


※本記事は2026年4月時点の一般的な情報と私個人の体験です。制度は変わることがあるため、最新の公式情報をご確認ください。投資には元本割れのリスクがあります。最終判断はご自身でお願いいたします。

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