動画を止めなくていい勉強法に出会った|FP3級をNotebookLMで学ぶ

お金のしくみ

5月14日のFP3級受験まで、あと2週間半。

今回のFP3級をどのように学習するか、自分なりに攻略方法を考えました。

学習効率を高めるために、古典的な学習スタイルから新たな学習スタイルを導入して、検証してみる。そんな試みです。


教材は『東大式FPチャンネル』

私が勉強の軸にしているのは、ほんださんが運営する『東大式FPチャンネル』というYouTubeチャンネルです。

FP試験の内容を、やさしい言葉で丁寧に解説してくれる動画がたくさん並んでいます。難しい用語もかみくだいて説明してくれるので、FP初学者の私でもスッと頭に入ってきました。

プレイリストには動画が41本。1本あたり数十分。全部見るだけでも、それなりの時間がかかります。

実は先日、このチャンネルが終了するというお知らせがありました。新しい動画の更新は基本的にされなくなるそうですが、FP試験の学習に必要な講義動画はそのまま残してくださるとのこと。私のように『これから』勉強する人にとっても、引き続き使える教材です。


動画を止めて、書き写して、また再生して

最初は、キャンパスノートに黒と赤のボールペン、蛍光マーカーを使い、動画で示される重要なところをノートに写すという今までのやり方で勉強しました。これは、今まで授業を受けて、ノートに写すという義務教育からの勉強方法で昔から慣れ親しんだ古典的な学習方法です。

ノートと文房具を前に頬杖をつく女性

これまで私は、動画を見ながらノートを取っていました。

大事そうなところで一時停止して、ノートに書き写す。書き終わったらまた再生して、また止めて、また書き写す。それを繰り返していました。

動画の中身はわかりやすい。でも書き写しているうちに、「あれ、今なんの話だっけ」と前後がつながらなくなります。図解を描こうとすると、さらに時間がかかります。

1本見終わるのに、1時間以上かかっていました。

言われることをノートに写す。ノートのページは埋まっていくが、それを見返しても、どんな話だったっけ?と忘れている。頭にどれだけ残っているかはあやしかったです。

40代になって気づいたのは、ノートに書く行為そのものへの違和感でした。

長時間書き続けると、肩が凝ります。図をきれいに描こうとしても、思うような形になりません。間違えて消しゴムで消すのも、地味にめんどうです。

それだけ手間をかけているのに、頭に入っているかどうかは謎。

授業を聞いてノートに写すというこの行為が、効率が良いとは思えません。これまでそうだったからといって、それが正しい方法かは謎です。

全然、学習が進んでいる感じがしませんでした。時間ばかりが過ぎて、最後の方へ行く頃には、最初の内容を忘れている。そんな感じでした。


NotebookLMに動画リンクを貼ってみた

ある日、やり方を変えてみました。

NotebookLMという、Googleが出しているAIのサービスがあります。資料やリンクを読み込ませると、内容を要約したり、クイズを作ったり、スライドにまとめてくれるサービスです。

ためしに、ほんださんの動画のYouTubeリンクをNotebookLMに貼ってみました。

すると、こちらが何もしなくても、動画の内容を読み込んでくれます。生成できる種類はたくさんあって、画面から選ぶだけです。

  • 音声解説
  • 動画解説
  • スライド
  • マインドマップ
  • レポート
  • フラッシュカード
  • クイズ
  • インフォグラフィック
  • Data Table

これだけのアウトプットが、ボタンひとつで出てきます。


私が使った3つの組み合わせ

たくさん種類があるなかで、私が選んだのはこの3つでした。

  1. インフォグラフィック:1つの講義の内容を、1枚の図解にまとめてくれる
  2. スライド:要点を順番に整理してくれる
  3. クイズ:内容が頭に入っているか確認できる

この順番で使うと、「全体像を見る → 要点を整理する → 自分で答える」という流れができあがります。


一緒に学習してくれているような気持ちになる

PCで動画を見ながらAIロボットと一緒に学ぶ女性

AIが生成してくれている間、私は動画を見ていました。

止めません。書き写しもしません。

おもしろいのは、自分が動画を見ているまさにその時間に、NotebookLMが同じ動画を読み込んで、整理してくれていることです。

なんだか、一緒に学習してくれているような気持ちになります。

最後まで通して動画を見たあとに、AIが作ってくれたインフォグラフィックで全体像を確認します。スライドで要点を整理して、最後にクイズを解いて定着度をチェックします。

これで1本、だいたい30分で終わるようになりました。

ノートに書いていたころは1時間以上かかっていたので、半分以下になっています。


動画41本を、最後まで回せそうな気がしてきた

最初は「全41本、最後まで見きれるかな」と不安でした。

ノートを取りながらだと、見るだけでも気が遠くなる本数です。途中で挫折していたかもしれません。

でもAIに任せるやり方に変えてから、毎日少しずつでも進められるようになりました。

試験まで2週間半。今のペースなら、最後まで走り切れそうな気がしています。


無料で使えて、良いところがたくさんある

NotebookLMはGoogleアカウントがあれば、無料で使えます。

無料プランの上限は、ノートブック100個まで、1ノートブックあたりソース50個まで。「ソース」というのは、AIに読み込ませる教材のことで、YouTubeのリンクやPDF、Webサイトのリンクなどを指します。

ノートブックはテーマごとに作る「入れ物」だと思ってください。たとえば私の場合は、「FP3級」というノートブックを1つ作って、その中にほんださんの動画リンクを入れていく使い方です。

私のように資格勉強で使うくらいなら、無料プランで十分でした。

使ってみて、良いと感じたところをまとめておきます。

  • YouTubeのリンクをそのまま読み込める:動画を文字起こしする手間がいらない
  • スライド・クイズ・図解を自動で作ってくれる:自分で要約しなくていい
  • 理解の確認まで一気にできる:クイズで定着度がすぐわかる
  • どこでも開ける:スマホでもパソコンでも同じノートを見られる
  • 無料:FP3級の勉強くらいなら有料プランは不要

お金をかけずにここまで勉強を効率化できるなら、使わない手はないと思っています。


教材費0円で、FP3級に挑戦しています

ちなみに私は、FP3級のテキストも問題集も買っていません。

  • YouTube(ほんださん東大式FPチャンネル):無料
  • NotebookLM:無料
  • 過去問サイト:無料

教材費は0円。かかるのは受験料の8,107円だけです。

少し前なら、資格の勉強といえばテキストを買い、問題集を買い、場合によっては通信講座まで申し込むのが当たり前でした。それがいまは、無料の動画とAIでここまで学べる時代になっています。

前回の記事でも書きましたが、「もっと早く勉強しておけばよかった」と思うこともあります。でも、今この時代に勉強できているからこそ、こういう選択肢があるのかもしれません。

よかったら読んでみてください。

40代で看護師を辞めた私が、FP3級を受けようと思った理由
YouTubeで資産運用は始めたけど、概念的なところがわかっていなかった。自分の家計のFPになるために、40代元看護師がFP3級を受けることにした話。

忙しい人ほど、メリットが大きい

私はいま、退職して時間がある立場です。それでも「ノートを書く時間はもったいない」と感じました。

働きながら勉強している方、子育てや介護で時間が細切れにしか取れない方なら、この差はもっと大きいはずです。

  • 動画は通勤中・家事の合間にも見られる
  • AIが整理してくれている間に、別のことができる
  • スマホひとつで、いつでもどこでも続きから取り組める

限られた時間のなかで、いかに効率よく集中して学ぶか。忙しい人、時間が限られている人ほど、AIを使うメリットは大きいと思います。


勉強したい人には、ありがたい時代

ほんの数年前まで、これだけの教材を無料で揃えるのは難しいことでした。

でもいまは、専門家がYouTubeで丁寧に解説してくれて、AIが内容を整理してくれる。本来ならお金を払って通うような講座の中身が、家にいながら、無料で手に入ります。

勉強したい人にとっては、本当にありがたい時代になりました。

情報は、すでに無料で公開されています。

あとは、勉強するか、しないか。それだけなのだと思います。


まとめ

  • 動画を止めて書き写すのをやめたら、勉強の手が止まらなくなった
  • NotebookLMに動画リンクを貼ると、スライドとクイズを勝手に作ってくれる
  • 1本1時間以上かかっていた勉強が、30分で済むようになった
  • ノートに書く時間ばかりが過ぎていって、頭に残っているとは思えなかった

40代でも、勉強のやり方はアップデートできます。

私の場合は、NotebookLMが合っていました。手書きが合う方もいると思います。ただ、もし今ノート派で行き詰まっているなら、AIに任せてみる選択肢もあるよと伝えたいです。

5月14日、試験まであと少し。動画41本、最後まで走り切れそうな気がしています。

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