4月28日、FP3級を受験します。
申し込んだのは4月14日だったので、ちょうど試験14日前のことでした。
実は、簿記3級とFP3級はずっと前から取ろうと思っていました。
2024年6月、簿記3級に合格しました。
FP3級も、その流れで「次はこれ」と決めていた資格でした。
FP試験は、自分には関係ないと思っていた
FPの資格は「お金の専門家が取るもの」だと思っていました。自分には関係ない試験だと、長い間感じていました。
でも老後のこと、ライフプランのこと、資産運用のこと。具体的なやり方はYouTubeや自分で調べて始めていました。積立NISAを始めたのも、そうやって独学でたどり着いた結果でした。
ただ、概念的なところはわかっていないままでした。
住宅ローンの仕組み、保険の選び方、医療保険や介護保険がどう機能するのか。学んだことがないものばかりでした。「なんとなく払っている」「なんとなく入っている」まま、ずっと来てしまっていました。
数字が左右ぴったり合う、あの感覚
簿記を勉強してみると、まったく知らない世界が広がっていました。
仕訳という概念、貸借対照表、損益計算書。どれも名前は聞いたことがあっても、中身はわかっていませんでした。商売の原理原則が、数字の動きとして見えてきます。
なかでも一番驚いたのは、勉強していてスッキリする感覚があったことでした。
看護の仕事は、正解がひとつではないことが多くありました。患者さんの状態は人それぞれで、判断にはいつも曖昧さがともないます。モヤモヤしたまま終わることも少なくありませんでした。
でも簿記は違いました。借方と貸方、左と右がぴったり合います。合わなければどこかが間違っています。それだけのことなのですが、その「ぴたっと合う瞬間」が、日頃のモヤモヤを晴らしてくれるような気持ちよさがありました。
次に知りたいのは、自分のお金のこと
簿記3級は、会社のお金の流れを学ぶものでした。
じゃあ、個人のお金は?
自分の家計、保険、老後の資産、税金。看護師として働いてきた長い間、これらのことをほとんど考えてきませんでした。給与は自動的に振り込まれ、保険料は自動的に引かれていました。何も知らなくても、なんとなく生きてこられました。
でも退職した今、それがすべて自分ごとになりました。
健康保険を自分で選び、保険料を自分で払います。年金の仕組みも初めてちゃんと調べました。お金のことを「なんとなく」で済ませてきたツケが、少しずつ回ってきている気がしました。
FP3級で学べること
FP3級の試験範囲を調べると、こんな内容が並んでいました。
- 公的医療保険・介護保険のしくみ
- 損害保険・生命保険の基本
- 資産運用と金融商品
- 税金のしくみ(所得税、住民税など)
- 相続・贈与
どれも、生きていくうえで無関係な人はいない内容です。相続や贈与税については、まだほとんど知りません。勉強してみて初めて、知らなかったことの多さに気づきました。
メリットとデメリット
FP3級を受験するにあたって、デメリットはほとんどありません。
強いて言えば、受験料が 8,107円 かかること(受験料本体8,000円+システム手数料107円)。これだけです。
私はテキストを買いませんでした。YouTubeで十分学習できる時代になりました。無料の学習サイトと過去問で勉強しています。テキスト代0円、受験料だけの出費で、これだけのことが学べるなら安いものだと思っています。
メリットは大きいです。なんといっても、自分の家計のファイナンシャルプランナーになれること。
もっと早く勉強しておけばよかった
ふと、思うことがあります。
これ、もっと早く勉強しておけばよかった。
20代でも、30代でも、こういう知識は役に立ったはずです。
ただ当時の私は、「大人になれば自然にわかるもの」だと思っていた感覚に近かったかもしれません。
でも、知らないことばかりでした。
知りたいと思いましたし、勉強したいと思えました。
この年で学びたいことがあるというのは、とても嬉しくて楽しいことです。
自分のことを一番大切にできるのは、自分自身。自分の資産を一番大切に守れるのも、自分自身だと思っています。
4月28日の試験まで、あと少し。私の知らない世界が広がっています。
追記:実は、このあと受験日を5月14日に変更しました。
冒頭で「4月28日に受験します」と書いた手前、お恥ずかしい話なのですが——
経緯はこちらの記事にまとめています。よかったら読んでみてください。



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