
辞めたいと思ってしまう。でも、これって甘えなのかな。
まだ頑張れるのに逃げようとしているだけ、なのかもしれない。

私は、辞めたいと思うことを、甘えだと思ったことが一度もありません。
「甘え」と言うのは、あなたのことを何も知らない人です。
辞めたいと思うことは、甘えではありません。私は一度も、甘えだと思ったことがありません。「甘え」と言うのは、あなたがどれだけ働いて、どれだけ我慢してきたかを、何も知らない人です。従う必要はありません。他人軸をおりて、自分がどうしたいかで、決めていいんです。
- 「辞めたい=甘え」ではない、という考え方
- 「甘え」と言ってくるのは、どんな人か
- やりがい搾取に、従わなくていい理由
- 時間は有限。自分軸で選ぶということ
辞めたいのに、「これって甘えかな」と自分を責めてしまう。そんな方に、読んでもらえたらうれしいです。
私は、甘えだと思ったことが一度もない
「看護師を辞めたいなんて、甘えかな」
そう検索して、ここにたどり着いた方がいるかもしれません。まず、これだけは伝えたいです。
私は、辞めたいと思うことを、甘えだと思ったことが一度もありません。
これまで、たくさん働いてきました。たくさん、嫌な思いもしてきました。それでも、患者さんのことを第一に考えて、頑張り続けてきました。夜勤も、急変も、理不尽な言葉も、飲み込んできた。
その毎日を、甘えと呼ぶ理由が、どこにあるでしょうか。
辞めたいと思うのは、限界まで頑張ってきた人が、たどり着く気持ちです。甘えている人は、そもそも「甘えかな」と悩んだりしません。悩んでいる時点で、あなたは十分すぎるほど、真面目にやってきた人です。
「甘え」と言うのは、何も知らない人
では、「それは甘えだよ」と言ってくるのは、どんな人でしょうか。
たいていは、あなたの毎日を何も知らない人です。あなたがどれだけの夜勤をこなしてきたか。何回、家に帰ってから泣いたか。どれだけの言葉を、飲み込んできたか。それを知らない人が、外から「もっと頑張れ」「もっと働け」と言ってくる。
看護師は我慢が当たり前。人の命を預かる仕事なんだから。そういう空気の中で、いつのまにか「辞めたい=甘え」と思い込まされてしまう。
でも、それはただの押し付けです。あなたのためを思った言葉ではなく、あなたに働き続けてほしい人の、都合の言葉かもしれません。
いわゆる「やりがい搾取」です。やりがいや使命感を理由に、限界を超えて働くことを、当然のように求められる。
その押し付けに、従う必要はない
私は、そういう押し付けに従う必要はない、と考えるようになりました。
理由は、はっきりしています。自分の人生を、自分で選んで生きていこうと決めたからです。
他人軸ではなく、自分軸で。まわりがどう思うか、ではなく、「自分がどうしたいか」。その主観を、もっと大切にしてもいいんじゃないか。少しずつ、そんなふうに考えるようになりました。
「みんな続けているから」「辞めたら迷惑をかけるから」。そうやって、いつも自分の気持ちを後回しにしてきました。でも、あなたの人生を生きるのは、あなたです。まわりの誰でもありません。
時間は、有限だから
なぜ、そこまで自分軸にこだわるのか。それは、時間が有限だからです。
自分の人生に責任を持って生きるというのは、後悔を少しでも減らすこと。私は、そう考えています。
「あの時、もっとこうしておけば良かった」「あの時、こうすれば良かった」。そんな後悔を、少しでも減らしたい。命に関わる現場で長く働いてきて、人生がいつ終わるかわからないことを、何度も見てきました。だからこそ、今を、自分の気持ちに素直に生きたいと考えるようになりました。
後悔が少なければ、過去にとらわれずにいられます。人生が有限だとしても、前を向いて、未来を見て生きていける。
辞めるかどうかは、あなたが決めることです。続けるという選択も、もちろんあります。ただ、その判断を「甘えかどうか」で決めてほしくないんです。判断の軸は、「自分がどうしたいか」で、いい。
辞めたい気持ちとどう向き合うか、辞める前の準備については、こちらに書いています。

自分の不調に気づきにくい話は、こちらに書いています。

まとめ
- 辞めたいと思うのは、限界まで頑張ってきた人がたどり着く気持ち。甘えではない
- 「甘え」と言うのは、あなたの毎日を何も知らない人
- やりがい搾取や押し付けに、従う必要はない
- 時間は有限。他人軸をおりて、自分がどうしたいかで選んでいい
「甘えかな」と悩めるあなたは、もう十分すぎるほど、頑張ってきた人です。
その気持ちを、誰かの「甘え」という言葉で、否定させないでください。
すぐに決めなくても、求人を見てみるだけでも、外の世界がわかります。

※本記事は2026年7月時点の、私個人の体験と考えをまとめたものです。働き方の選択は、人それぞれの状況によって異なります。心身の不調が続く場合は、医療機関や専門の相談窓口にもご相談ください。


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