看護師の退職金、インフレで20年に3割目減り|定年まで待つほどお人よしじゃない

お金・家計
悩める看護師
悩める看護師

定年まで働けば、
退職金って、たくさんもらえるんじゃないの?

しおり
しおり

退職金をもらった直後、日経新聞で退職金20年で3割目減りというニュースを見ました。
早めにもらえてよかった、と少し安心したんです。

退職金は「定年まで待てば増える」ものではありません。日経新聞によると、インフレの影響で実質的な退職金の価値は過去20年で約3割目減りしています。もらった退職金をどう育てるかが、これからの時代は大切です。

今回の記事でわかること
  • 日経新聞「退職金20年で3割目減り」のデータ概要
  • 名目価値と実質価値の違い
  • 退職金を「待つ」のではなく「育てる」発想
  • 「定年まで待つ」リスクと、その対処

待っている間にも価値が減っていくなら、今手元にあるお金をどう育てるかを考える方が確実です。

退職金をもらった頃に見たニュース

退職金の通知が手元に届いた頃のことでした。

日本経済新聞で「退職金20年で3割目減り」という記事を見かけました。

心の中で思ったのは「あ、早めにもらえてよかった」という、少しの安心でした。

「退職金20年で3割目減り」って、どういうこと?

日本経済新聞(2026年4月19日)「インフレに負ける退職金 20年で3割目減り、氷河期世代に試練」によると、物価上昇を考慮した実質退職金は、過去20年間で約3割も目減りしているそうです。

つまり、退職金の額面は同じでも、その「実際に使える価値」はどんどん下がっているということです。

出典:日本経済新聞「インフレに負ける退職金 20年で3割目減り、氷河期世代に試練」

名目価値と実質価値の違い

お金には2つの価値があります。

  • 名目価値:額面の金額そのまま(500万円なら500万円)
  • 実質価値:その金額で実際に何が買えるか

インフレで物価が上がると、額面は同じでも、実質的に買える量は減ります。

おにぎりが100円から200円になったら、同じ1万円で買えるおにぎりの数は半分。

「お金の価値が下がる」とは、こういうことです。

退職金を「待つ」のではなく「育てる」発想

みんなより早くもらえた退職金は、私にとって大切な資産です。

だからこそ、誰よりも大切に育てようと思いました。

「定年まで待てば、もっと退職金がもらえる」という考え方もあります。でも、インフレでその価値が目減りしていくなら、待っている間にも実質的な価値は減っていく。

早めに受け取って、自分で育てる。それが、いまの時代に合った選択だと感じています。

私が投資を始めたきっかけについては、こちらに書いています。

投資のきっかけは、PayPayのポイント運用だった|新NISAで老後の不安が減った話
老後のお金が不安でも、投資は難しくない。PayPayポイント運用→コロナ暴落→YouTube学習→新NISAと続いた40代看護師のリアルな体験談。情報は自分で取りに行くことで、不安は小さくなります。

退職金を信じて自分を犠牲にできるほど、お人よしじゃない

確かに、退職金で「いくらもらえる」という明確な数字は、定年まで働かないとはっきりとはわかりません。

金額がわからないものを信じて、自分を犠牲にしてまで働き続けるほど、私はお人よしじゃない。

退職金は、約束されたものではありません。
インフレで価値も減っていく。

それを信じて、心も体も削りながら定年を待つよりも、いま手元にある退職金を大切に育てる方が、よほど確実だと思っています。

まとめ

  • 日経新聞によると、実質退職金は過去20年で約3割目減りしている
  • 名目価値(額面)と実質価値(買う力)は別物。インフレ時代、待っている間にも価値は減っていく
  • みんなより早くもらえた退職金は、誰よりも大切に育てる
  • 約束されていないお金を信じて、自分を犠牲にする必要はない

退職金は、あとで貰えるご褒美ではありません。
インフレ時代、「いま手元にあるお金」をどう育てるかが、未来を変えていきます。

ではどう育てればいいのか。退職金を運用するシミュレーションと、私が「定年まで待たない」を選んだ理由は、こちらに詳しく書いています。

退職金、心配しなくていい理由【シミュレーションで確かめた】
「早く辞めると退職金で損する」は、思っているほど正しくありません。私の場合、約500万円の退職金を25年間インデックス投資で運用すると、年率6〜7%で定年退職金に近い水準まで育てられる試算になりました。退職金は受け取り方次第で、ちゃんと育てられるお金です。

※本記事は2026年5月時点の一般的な情報と私個人の体験です。制度・データは変わることがあるため、最新の公式情報をご確認ください。投資には元本割れのリスクがあります。最終判断はご自身でお願いいたします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました