3月31日、病院を退職しました。
退職が決まってから、意外と頭を悩ませたのが健康保険でした。
在職中は給与から自動的に引かれていて、ほとんど意識していませんでした。
でも退職した瞬間、その保険証は使えなくなります。
翌日からは、自分で保険に加入する必要がありました。
何を選べばいいのか分からず、調べるところから始まりました。
退職後の健康保険、選択肢は3つ。
- 健康保険任意継続(以下、任意継続)
- 国民健康保険(国保)
- 家族の扶養
状況によって最適な選択は変わります。

扶養には入れませんでした
最初に考えたのは夫の扶養でした。
扶養に入ることができれば保険料はかかりません。
ただ、今回は対象外でした。
理由は、失業給付を受ける予定があったためです。
失業給付は収入として扱われるため、扶養の条件である年収130万円未満を満たさない可能性がありました。
受給中は扶養に入れないと判断しました。
国保は思ったより高い
国保は前年の所得をもとに計算されます。
退職して収入がなくなっても、働いていた頃の年収で保険料が決まります。
■ 私の条件
給与所得控除後:約470万円
■ 国保の試算
- 月額:48,294円
- 年額:579,526円
想像していたより高いと感じました。
国保の保険料は、市町村ごとに計算方法が異なるため多少の差があります。
ただし大きく変わるものではなく、同じ年収帯であればおおよその金額感は似ています。
減免は使えませんでした
国保には、申請することで保険料が軽減される制度があります。
ただし、会社都合退職などの場合は対象になることがありますが、自己都合退職の場合は対象外となることも多いようです。
今回は自己都合退職だったため、大きな減免は期待できないと判断しました。
私の場合は対象外でしたが、減免制度が使えるケースもあります。
申請しなければ適用されないため、該当しそうな場合は市役所で確認することをおすすめします。
任意継続の方が安い
任意継続の保険料を試算しました。
- 月額:43,517円
- 年額:522,204円
比較すると差が出た
- 国保:579,526円
- 任意継続:522,204円
年間で約57,000円の差がありました。
任意継続を選びました
国保は高く、減免も期待できませんでした。
そのため、任意継続を選びました。
月納を選びました
任意継続には前納と月納があります。
前納にすると年間で6,000円〜8,000円ほど安くなります。
それでも月納を選びました。
理由は、できるだけ早く扶養に切り替えた方が負担が少ないと考えたためです。
任意継続の保険料は月額43,517円です。
扶養に入れば0円になります。
1ヶ月早く切り替えるだけで、約4万円の差が出ます。

■ 失業給付のスケジュール
- 待機期間:約2ヶ月
- 給付期間:約4ヶ月
任意継続を利用する期間は最大でも半年程度でした。
前納は半年や1年単位になるため、切り替えのタイミングに合わせにくくなります。
割引よりも、柔軟に切り替えられることを優先しました。

任意継続の注意点
- 退職後20日以内に申請が必要
- 保険料は全額自己負担(在職時の約2倍)
- 保険料は基本的に変わらない
- 手続きをすれば途中でやめることができる
- 支払いが遅れると資格を失う
事前に知っておく必要がありました。
まとめ
- 健康保険は自分で選ぶ必要がある
- 扶養に入れるかは条件次第
- 国保は前年所得で決まり高くなる場合がある
- 減免制度はあるが使えないケースもある
- 任意継続の方が安くなることもある
- 支払い方法も含めて考える必要がある
合理的に、自分にどの健康保険が合っているのかを考えることが大切でした。
そのためには、数字で比較することが重要です。
さらに、これからの生活スタイルやライフプランを具体的にイメージしておくと、判断しやすくなりました。
自分の状況に当てはめて、一度整理してみることをおすすめします。
※本記事は2026年4月時点の一般的な情報をまとめたものです。制度は変わることがあります。実際の手続きは最新の公式情報をご確認ください。


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