
最近、なんだか元気が出ない。これってもしかして、燃え尽き症候群?
でも、自分が燃え尽きるなんて、ピンと来なくて。

「自分には関係ない」と思っていました。
でも退職してから、ふと「もしかして…」と気づいたんです。
退職してから、ふと気づきました。「あの時の私、燃え尽き症候群だったのかも」と。誰にでも起こる、身近な体験です。壊れる前に、自分の心の声を聞いてあげてください。
- 「自分には関係ない」と思っていた燃え尽き症候群に、退職後に気づいた話
- 振り返ると当時の私にあった、見逃しがちなサイン
- 気づくには、時間と体力が必要だという話
- 看護師ならではの「自分の異変に気づきにくい」傾向
- 壊れる前に、自分を守るために伝えたいこと
「最近、なんだかつらい」と感じている看護師さんに届けばうれしいです。
「燃え尽き症候群」と聞いて、自分のことかもと感じた方へ
- 仕事に行くのが憂鬱で、日曜から気が重い
- 「これをやりたい」というものが、湧いてこない
- ご飯があまり食べられない
- 患者さんに優しくできない自分に、落ち込む
- 「ただ疲れているだけ」と思いながら、毎日が過ぎていく
「自分には関係ない」と思っていた|退職してふと気づいた話
燃え尽き症候群(バーンアウト)は、「真面目で頑張りすぎる人がなるもの」だと、なんとなく思っていました。
だから、自分には関係ないと思っていたのです。
普通に仕事をして、普通に家に帰って、普通に眠れていた。「燃え尽きるほど、追い詰められてはいない」と思っていました。
退職して、しばらく経った頃でした。
ふと、「もしかして、あの時の私って、燃え尽き症候群だったのかも」と思ったのです。
何かきっかけがあったわけではありません。気持ちが落ち着いてから、過去の自分を振り返って、「あれ?」と感じたという感覚です。
なんでこんな気持ちになっているのか、落ち着いて考えるには、時間と体力が必要なのだと思います。働いている最中は、目の前のことをこなすので精一杯。自分を振り返る余裕がないままに、毎日が過ぎていきます。
退職して、ようやく時間と体力が戻ってきて、自分を振り返れるようになりました。
私の場合、夜は眠れていましたし、抑うつ状態までは行っていなかったと思います。医学的に「燃え尽き症候群」と診断されるレベルではなかったかもしれません。
それでも、「もしかして?」と思えたことが、無理していた自分に気づくきっかけになりました。
その時に初めて、自分で「燃え尽き症候群とは?」と調べ、どんな状態のことを言うのか知ることができました。
それまでは「燃え尽き症候群は、聞いたことはあるけど、私に関係ない」と思っていたからです。
燃え尽き症候群とは何か
調べてみると、燃え尽き症候群は、仕事などで長期間ストレスを受け続けた結果、心身ともにエネルギーが枯れてしまう状態だそうです。
主な特徴は、3つと言われています。
- 情緒的消耗感(気力が湧かない、疲れが取れない)
- 脱人格化(患者さんや仕事に対して、冷めた感情になる)
- 達成感の低下(「自分は役に立っていない」と感じる)
特に看護師は、人の命や感情に関わる仕事だからこそ、気づかないうちに少しずつ蓄積していくのだと思います。
振り返ると、当時の私にもサインがあった
退職前の自分を振り返ると、いくつかのサインがありました。
- 仕事に行くのが憂鬱だった
- 日曜の夜から、月曜のことを考えて気が重くなっていた
- ご飯があまり食べられなかった
- 「これをやりたい」というものが、湧いてこなかった
- ひたすら、自分の仕事をこなしていた
夜は眠れていました。だから「大丈夫」と思っていました。
でも今振り返ると、心が少しずつすり減っていたのかもしれません。
休むこと、距離を取ることが、回復のはじまり
燃え尽き症候群は、すでにエネルギーが枯れている状態。だから必要なのは、
- しっかり休む
- 仕事から距離をとる(休職や配置転換も含めて)
- 信頼できる人に話す
- 自分の状態を認める
といった、回復のための行動です。
退職を勧めているわけではありません。それでも、休むと、落ち着いて自分のことを考えられるようになります。退職という形でなくても、休職や有給、配置転換でも、距離を取る方法はあります。
私の場合、退職という形で距離を取ったことで、ようやく少しずつ振り返れるようになりました。
やりたいことが、自然に湧いてくるようになった
退職してからは、FP3級、ハンドメイド、ブログ開設など新しい挑戦を始めることができています。
回復しているのかは、自分でもよくわかりません。
でも、「これをやってみたい」「あれを学んでみたい」という気持ちが、自然と湧いてくるようになりました。
辞めたときは、不安でいっぱいでした。これからどうなるんだろう、と。
今は、少しホッとしています。
自分の心の声を、聞いてあげてください
看護師さんは、患者さんの異変にはすぐ気づくことができます。バイタルの微妙な変化、表情の翳り、声のトーン。観察力が訓練されています。
でも、自分自身の異変には、なかなか気づいてあげることができません。私も、当時は気づけませんでした。
「無理しているな」という違和感は、きっとあると思います。見逃されそうな、小さなサイン。それを逃さないでほしいのです。
特に、自分の感情をコントロールしている人、コントロールできる人ほど、危険かもしれません。仕事を円滑に回すために、周りへの配慮は必要ですが、自分の気持ちや、ふとした感情も、しっかりキャッチしてあげてください。
体も心も、一度壊れると修復にとても時間がかかります。元には戻らないこともあります。
壊れる前に、自分で自分のことを、守ってあげてください。
もし今、「なんだかつらい」と感じているなら、それは弱さではないと思います。
私が伝えたいのは、自分の今の状態が「何に当てはまるか」という診断ではありません。
誰にでも起こることだということ。自分には関係ないと思っていたことが、自分にも遭遇する。とても身近な体験なのだと思います。
だから、恐れずに、自分の気持ち、自分の心の声を、しっかり聞いてあげてください。
ミッドライフクライシスについて気づいた話は、こちらに書いています。

40代で退職を決めた経緯は、こちらの記事に書いています。

どうか、自分を責めすぎずに過ごしてもらいたいと思います。
まとめ
- 退職してから「もしかして」と気づいた燃え尽き症候群
- 振り返ると、食欲不振・日曜憂鬱・やりたいことが湧かない、というサインがあった
- 看護師は患者の異変には気づくが、自分の異変には鈍感になりがち
- 何の診断かより、誰にでも起こる身近な体験。自分の心の声を聞いてほしい
※本記事は2026年5月時点の私個人の体験と気づきをまとめたものです。燃え尽き症候群は医学的な診断を伴う状態であり、本記事は自己診断を勧めるものではありません。心身の不調が続く場合は、専門家への相談もご検討ください。


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