40代看護師が退職してよかった理由7つ|退職1ヶ月のリアルな声

退職後のリアル

「辞めてよかった?後悔してない?」

退職してから、そう聞かれることが増えました。

答えは決まっています。よかった、と。

毎日楽しいイベントがあるわけじゃない。ご馳走を食べ続けているわけでもない。でも、嫌なことがない毎日が、これほど穏やかに幸せだとは思っていませんでした。

総合病院で長年間働いた40代看護師が、退職して1ヶ月が経とうとしています。


理由1|夜勤明けの「死んだ1日」がなくなった

夜勤が明けた翌日、全身はだるいのに眠れない。頭がごちゃごちゃして、ただ横になってスマホを見ながら時間だけが過ぎる。夕方になっても体が動かず、夫に「お惣菜買ってきて」とLINEするのが精一杯。

あの「死んだ1日」が、もうありません。

夜勤1回で失っていたのは、勤務時間だけじゃなかった。翌日丸ごと、実質2日分の時間が消えていました。

退職後に体がどう変わったか、こちらの記事にも書いています。歩数データで見た1年間の変化を、数字と一緒にまとめました。よかったら読んでみてください。

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理由2|日曜の夕方のイライラが消えた

退職前、日曜の夕方になるとなぜかイライラしていました。家族がのんびりしているだけで、気持ちがざわざわしてくる。

退職してから気づきました。あのイライラは家族への反応じゃなかった。「明日、忙しかったらどうしよう」「何かトラブルが起きないかな」——そういう不安が、無意識にあったんです。

今は、その不安がありません。日曜の夕方が、穏やかです。

日曜の夕方に感じていた気持ちの根っこについて、こちらの記事に書いています。「事故に遭えばよかった」と思っていた時期のことを、当時のまま書き残しています。よかったら読んでみてください。

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理由3|嫌な月曜日が来なくなった

働いていたころ、月曜日が憂鬱でした。週末が終わるたびに、また1週間が始まるのかという気持ち。1週間を、やり過ごすように生きていました。

今は月曜日が普通の日です。「もう日曜終わっちゃうのか、また明日から1週間頑張るか!」——それくらいの感覚になりました。

有給休暇が始まった最初の日、じつは一番不安だったという話を書いています。自由になったはずなのに落ち着かない、あの不思議な感覚のことです。よかったら読んでみてください。

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理由4|夕食を慌てて作らずに済むようになった

勤務終わりに急いで帰って、疲れた体で夕食を作る。時間がなくて、献立を考える余裕もなくて、とにかく何かを食卓に出すだけ。あの慌ただしさが、なくなりました。

今は夕方から、ゆっくり夕食の準備ができます。食べたいものを考えて、作る時間がある。たったそれだけのことが、一日の終わりをずいぶん変えました。

仕事を辞めたけど、家事のために辞めたわけじゃない——そんなことを書いた記事もあります。退職後、家事への気持ちが変わったこと・変わらなかったことを正直にまとめています。よかったら読んでみてください。

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理由5|クリエイティブなことが自然に湧いてくる

働いていたころ、やってみたいことが思い浮かばなかった。頭も心も消耗しきっていたから、何も湧いてこなかったんだと思います。

今は違います。ブログを書きたい、これを試してみたい、あそこに行ってみたい——そういう気持ちが、自然に出てくるようになりました。

エネルギーは、余裕があるときにしか生まれない。そのことを、退職してはじめて実感しています。

有給消化が終わるころには、不安より楽しさが勝っていたという話を書いています。初日の不安がどう変わっていったか、気持ちの変化をまとめています。よかったら読んでみてください。

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理由6|「命をお金に換えていた」感覚から解放された

夜勤をしていたころ、心のどこかでそう感じていました。命をお金に換えている、と。

夜勤は看護師なら当たり前、という空気がありました。でもそれは、根性や意志の問題じゃなく、体質や生き方の問題だと今は思っています。

働き方が「合わない」とわかったとき、それは弱さじゃなかった。自分をちゃんと知っていた、ということだったと気づきました。

退職を決めた経緯を、こちらの記事に書いています。看護師の賃金データや、医療現場で「人生の有限さ」を見てきた経験が、決断の後押しになりました。よかったら読んでみてください。

40代看護師が退職を決めた理由|夜勤・年功序列に疑問を持ったとき
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理由7|正解を探さなくていい毎日になった

職場にいるとき、わたしはいつも「正解」を探していた。

自分はどう思うか、ではなく、相手がどう受け取るか。無難な答え、角が立たない言葉、顔色を読んだ返事。対立が怖かった。嫌われたくなかった。いい人でいたかった。

気づいたら、自分の意見がどこにあるのかわからなくなっていた。

今は、正解を探さなくていい。それだけで、こんなに気持ちが穏やかになるとは思っていませんでした。

この感覚についてもう少し掘り下げた記事があります。職場でいつも正解を探していた自分が、退職1ヶ月でどう変わったかを書いています。よかったら読んでみてください。

正解を探さなくていい毎日になった|40代看護師が退職1ヶ月で気づいたこと
月曜日の朝が、怖くなくなりました。退職して1ヶ月。「明日、あの人どんな機嫌だろう」という感覚がなくなり、こんなに気持ちって穏やかなんだと、はじめて知りました。

まとめ

退職してよかったことを7つ書きました。

  • 夜勤明けの「死んだ1日」がなくなった
  • 日曜の夕方のイライラが消えた
  • 嫌な月曜日が来なくなった
  • 夕食を慌てて作らずに済むようになった
  • クリエイティブなことが自然に湧いてくる
  • 「命をお金に換えていた」感覚から解放された
  • 正解を探さなくていい毎日になった

派手な変化じゃありません。でも、嫌なことがない毎日は、ご馳走を毎日食べるより、ずっと静かに幸せです。

退職は逃げじゃなかった。自分の人生を、自分で選んだ。それだけのことです。

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