
FP3級って難しそう。
勉強って好きじゃないし、40代の私でも合格できるものなの?

保険や投資のしくみ、住宅ローン控除など、暮らしのお金のことが学べます。
身がまえなくて大丈夫。生活に直結する知識ばかりですよ。
独学・教材費0円・約1ヶ月で、FP3級に合格しました。学科46点・実技85点。でも合格より、「これは試験のための知識じゃなくて、生きるための知識だ」と気づいたことの方が、ずっと大きかったと思っています。
- CBT試験の当日の流れと、その場で結果が出る仕組み
- 独学・教材費0円で合格した勉強法
- 源泉徴収・保険料控除・住宅ローン控除を意味も分からず申請していた反省
- FP3級が「資格」ではなく「生きる知識」だったという気づき
40代でも、知らなかったままを卒業できます。
2026年5月14日、FP3級の試験を受けてきました。
結果は、合格です。学科46点、実技85点でした。
でも、合格したことよりも、勉強しているあいだに気づいたことの方が、ずっと大きかったと思っています。
「これは試験のための知識じゃなくて、生きるための知識だ」
試験が終わったあと、そう感じました。
5月14日、FP3級を受けてきました
午後からの試験だったので、いつも通りの時間に起きました。
家を出て、試験会場のあるビルへ向かう道中は、とても緊張しました。受験はずっと前から決めていたことなのに、こういう緊張は、何歳になっても変わらないものです。
CBT試験は、こんな流れでした
会場に着いたら、まずロッカーに荷物を預けます。時計もバッグも、スマホの電源もオフ、すべて預けます。
持って入れるのは、本人確認書類(私は運転免許証)と、渡されたボールペン、メモ用紙、ログインID・パスワードが書かれた紙、ロッカーの鍵、手順書だけでした。
平日でしたが、何人もの人が試験を受けていました。
席は、ひとり1台のパソコン。隣との間に仕切りがあるので、周りを気にせず集中できます。
CBT試験を受けるのは初めてだったので、画面のチュートリアル動画で操作を確認しました。回答方法は、ポチポチと選んでいく形式でした。
学科は90分、実技は60分。試験開始時間より少し早めに会場に着いたのですが、受付の手続きを済ませると、そのまま試験を始めることができました。
トイレを済ませて、試験に向かいました。
試験終了ボタンを押すと、その場で結果が出る
試験終了ボタンを押すと、その場でスコアレポートが表示されます。
学科の試験中、知らない問題もいくつかありました。ドキドキしながら、終了ボタンを押しました。
結果は、学科 46点 / 60点。
「合格基準は60点中36点だから、6割で合格したのかな?」と思いましたが、緊張していて、自分でもよく分かりませんでした。
トイレ休憩を挟み、実技試験に向かいます。学科をすでに受けた後だったので、流れも分かっていて、より集中することができました。
一通り見直しをして、残り1分30秒で終了。
結果は、実技 85点 / 100点。
「なかなか分かった、よかった」。そう思いました。
とりあえず、頑張った自分を労って、試験会場を後にしました。
実技と学科、それぞれのスコア
その場で受け取った、実技と学科のスコアレポートが、こちらです。

ぜんぶ満点というわけではないけれど、まんべんなく勉強できていたんだなと、終わってから知りました。
レーダーチャートを見ると、リスク管理と相続・事業承継だけ少し凹んでいます。勉強の終盤までうろ覚えだった分野が、そのまま結果に出た形でした。
約1ヶ月の勉強|最後に追い込まれるのは、相変わらずでした
申し込んだのは4月14日。試験日は当初4月28日に予約していました。
ただ、勉強を始めて1週間ほどで、5月14日に延期しました。
延期の経緯は、別の記事に書いています。

延期後の勉強期間は、約1ヶ月。
教材は、ほんださんの「東大式FPチャンネル」というYouTubeチャンネルでした。動画をNotebookLMに読み込ませて要点を整理する。後半は「FP3級ドットコム」という無料の過去問サイトで過去問を解き、あやふやな箇所は動画に戻る。そんな流れで勉強しました。

動画を見ているときは、「ふむふむ、なるほど」と思って聞いています。
でも、いざ過去問を解いてみると、概念が整理できていなかったり、「あれ、どうだったっけ」とうろ覚えだったり。回答率が下がっていくと、不安になります。
「あんなに時間があったのに、勉強しなかった日もあった」「パソコンに向かわなかった日もあった」。そう思うと、前日と当日は焦りが強くなりました。
これまで何度も試験やテストを受けてきましたが、自分は、あまり変わっていないなと思います。直前に焦るところも、勉強しなかった日を後悔するところも、若い頃のままでした。
それから、勉強が進まなかった原因のもうひとつ、このブログを書く方が、勉強するより楽しかったので、なかなか勉強が進まない日もありました。
6分野で私が感じたこと
6分野のなかで、一番難しかったのはタックスプランニングでした。
所得税のしくみ、各種控除の計算、源泉徴収のしくみ。これまで給与明細を見ても、源泉徴収票を見ても、内容はほとんど分かっていませんでした。確定申告をしたこともありますが、概念を知らないまま、ただ数字を入力していただけでした。
ここを学べたことが、本当によかったと思っています。
不動産の章を勉強しているあいだ、思い出していたのは、自分が家を建てた頃のことでした。
契約のときに出てきた言葉も、登記の話も、ローンの話も、ほとんど分かっていませんでした。今学んでいたら、もう少し違う質問を、専門家にできたのかもしれません。
相続の章は、これから自分にも必要になるのだろうな、と思いながら学びました。
知識がないまま向き合うと、相続で揉めることがある。そういう話も、勉強のなかで知りました。
一番面白かったのは、ライフプランニングでした。そして、保険のしくみも。
保険は、契約に入る前にこそ、ここを知っておく必要がある。勉強しながら、何度もそう思いました。
学校では誰も教えてくれなかった「生きる知識」
勉強しながら、何度も思ったことがあります。
これって、学校では誰も教えてくれなかったな。
数学の因数分解より、私の実生活では、こちらの方がずっと役に立ちます。
知らないまま手続きしていたことが、3つありました。
① 源泉徴収のしくみ
看護師として働いていた長い間、給料明細をきちんと見たことがありませんでした。
何が引かれているのか、なぜその金額なのか。まったく知らないまま、毎月給与を受け取っていました。
今回、源泉徴収のしくみが、やっと分かりました。
② 保険料控除
学資保険と個人年金を契約していた頃、年末調整の用紙に「控除額」と書いてありました。
「案外少ないな」と思っていました。そもそも、こんなに保険料を払って、結局いくら控除されているのか、よく分からないまま、書類を提出していました。
学資保険と個人年金を解約してからは、年末調整で書くのは住所と名前くらいになり、すごく楽になりました。
学資保険と個人年金を解約した話は、別の記事に書いています。

③ 住宅ローン控除
住宅ローン控除も、申請したことはありました。
でも、何のための控除なのか、いくら戻ってくる仕組みなのか、よく分からないまま、用紙の指示に従って数字を埋めていただけでした。
シリーズの最初の記事で書いた目標、叶いました
このシリーズの最初の記事で、こんなことを書いていました。
自分の家計のFPになる、ということかな。
試験合格はゴールじゃない。学んだ知識は生活のあちこちで活きてくるはず。
まずは、「5月14日に合格すること」を目標に。

その目標が、2026年5月14日、叶いました。
ただ、試験が受かっただけで、まだ実戦には生かされていません。
でも、過去の体験、自分が知らないまま体験してきたことを、これから少しずつ理解していけると思っています。
このブログを読んでくれているみなさんへ
看護師の仕事は、忙しいと思います。もちろん、看護の仕事ではなくても、みんな忙しいです。
給料明細をじっくり見る余裕も、年末調整の中身を理解する余裕も、なかなか持てません。私もそうでした。
でも、40代の今からでも、知らなかったままを卒業できます。
独学で、教材費は0円、約1ヶ月。私は退職してから腰を据えて取り組みましたが、働きながらでも、無理のない範囲で進めていける学習量だと思います。
独学が合う人もいれば、そうでない人もいます。一人で進めるのが不安なら、オンライン講座で体系立てて学ぶという方法もあります。自分に合った学び方を選べばいいと思います。
CBT方式なので、勉強の進み具合を見ながら、受験日3日前までネットで日程変更もできます。詳しくは、日本FP協会の受験申込ページをご確認ください。
40代になって、若い頃より記憶力は明らかに落ちていますが、内容を理解していけば、原理が見えてきます。暗記より、理解で進められる試験でした。
まとめ
- 独学・教材費0円・約1ヶ月の勉強で、FP3級に合格した
- 源泉徴収・保険料控除・住宅ローン控除を、意味も分からず申請していたことを反省した
- FP3級は「なれる資格」ではなく、「自分の家計のFPになる」ための知識だった
完璧というものには程遠かったけれど、知りたいことはたくさん知れました。
※本記事は2026年5月時点の一般的な情報をまとめたものです。FP3級の試験制度・受験料・出題範囲は変わることがあります。実際の受験・手続きは最新の公式情報をご確認ください。


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